キャリア5年目の管理栄養士。保育園での勤務を経て、より専門的な知識を活かすため病院へ転向。アレルギー対応や食育に関心を持ち、保育園では子どもたちの栄養管理に尽力。現在はこれまでの経験を活かしつつ、入院患者様のために日々活躍している。
大学卒業後、夢だった“給食のおばちゃん”として保育園で勤務。3年間の貴重な経験を積んだ後、管理栄養士としてのさらなる成長を求めて神谷病院へ転職。自身のアレルギー体験や食育への関心から始まったキャリアが、より専門的な医療の現場でどのように活かされているのか、語っていただきました。
Q.管理栄養士を目指されたきっかけを教えていただけますか?
A.大学進学を考える際、資格取得を視野に入れていました。自分の興味のある分野でないと続かないと考え、当時の趣味であったお菓子作りや、自身のアレルギー経験から、食に関連する仕事に興味を持ちました。その中でも国家資格である管理栄養士が最適だと判断し、栄養学科を選びました。
Q.保育園を最初の職場として選ばれた理由は何でしょうか?
A.自分と同じようにアレルギーのある子供たちの栄養管理への関心があったことと、給食のおばちゃんになりたいという夢があったためです。まずは3年という期間を決めて、自分のやりたい道を進もうと考えました。
Q.給食のおばちゃん!? なるほど。こうしてお話を伺っているだけでも、包み込んでくれるような、おおらかなお人柄を感じます。保育園での経験はいかがでしたか?
A.子どもたちとの関わりが多く、本当に可愛かったです。食育活動も積極的に行えました。土曜保育の際には一緒に遊んだりもして、子どもたちと良い関係を築くことができました。特に慕ってくれた子供たちが卒園したのを機に、自分も次のステージに進もうと思いました。
Q.管理栄養士としての専門性を高めるために、病院を選択されたのですね。その中で、神谷病院を選んだ決め手は何でしょうか?
A.まず通勤の便利さがありました。また、以前住んでいた地域に近かった経験もあり、地域との縁を感じたことも大きな理由です。
Q.病院での1年目を振り返っていかがでしょうか?
A.保育園での経験も活かせる部分があり、やりがいを感じています。忙しい一年でしたが苦にはならなかったです。(笑)
Q.職場の雰囲気はどうですか?
A.和気あいあいとしています!沈んでいないというか…(笑)。
Q.これからのキャリアについてどのようにお考えですか?
A.現在は目の前の業務を着実にこなすことに注力していますが、今年度は病棟の栄養管理ができるようになることを目指しています。また、患者様に管理栄養士という存在を身近に感じて頂けたらと、思っています。
Q.これから始まる病棟管理に向けて、特に勉強していることはありますか?
A.知識を深めるため、病気に関する勉強を進めています。栄養部の課長が提案してくださるセミナーなどにも興味を持っています。
保育園での経験を活かしながら、より専門的な医療現場での栄養管理に挑戦する姿が、若々しいエネルギーに満ち溢れていて、とても魅力的でした。明るい笑顔が印象的で、職場内でのムードメーカー的な存在であることと、推察されます。キャリアチェンジにより、対象が小さなお子さんから入院患者様に変わっても、常に相手の顔が見える仕事を目指し、着実にスキルを磨いていく様子から、管理栄養士としてのプロフェッショナルな心意気が伝わってきて、将来のさらなる活躍を期待させてくれました。
医療法人社団田島厚生会 神谷病院
人事課長 西倉(キャリアコンサルタント)
栄養部門
インタビューInterview
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