専門領域・資格 |
|
---|---|
略歴 |
|
所属学会 |
|
リハビリテーションセンターでは皆様へ多様なリハビリテーションをご提供するため充分な面積・機材を準備しています。場所は、B棟1階と2階にございます。1階は通所リハビリスペース、各種物理療法機器などがあり、2階は運動療法を行うための広々とした機能訓練エリアが広がり、その一角に、作業療法エリア、言語聴覚室がございます。
また、屋上には、外の空気を吸いながら緑に囲まれて歩行練習ができる設備も整っています。
私たちは「自分自身や家族にしてほしいリハビリサービスを相手の立場になって実践する」を目標に、医師・PT・OT・ST・介護福祉士・相談員など約70名を超える専門スタッフが在籍し運営しています。これにより、対象者様の「全人間的復権」に向けた多角的チームアプローチが可能となり、主な対象である急性期から回復期・生活期において、入院・外来・通所リハ・訪問リハなどの多種多様なサービスを提供しています。
このような中で、医療保険のリハビリと介護保険のリハビリを同一施設で一体に提供する「医療介護一体型リハビリシステム」を導入することで、対象者様は各種サービス間のシームレス化が図られ、お一人おひとりの状態・状況に合ったリハビリサービスをご提供できる体制を整えています。
これからも、リハビリテーションを通して地域の皆様が、住みなれた場所で継続してお過ごしいただけるようにリハビリセンター職員一同、努力して参りますのでご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
リハビリテーションセンター長
丸山 陽介
1998年 | 帝京大学医学部附属病院 リハビリテーション部 |
---|---|
2008年 | 神谷病院 リハビリテーション科 責任者 |
2008年 | アール医療福祉専門学校 専任講師 |
2010年 |
神谷病院 リハビリテーションセンター センター長 医療法人社団 田島厚生会リハビリテーション部門 部門長 |
2014年 | 帝京平成大学 地域医療学部 講師 |
2020年 | 帝京平成大学 健康医療スポーツ学部 准教授 |
2024年 | 東京保健医療専門職大学 リハビリテーション学部 教授 |
リハビリテーションセンターには総勢70名を超える(2024年4月2日現在)さまざまな専門スタッフがいます。それぞれの専門性を生かし、対象となる方、一人ひとりに合ったリハビリテーションを提案します。
対象となる皆様の「全人間的復権」(自分らしいを取り戻す)には、様々な種類のリハビリテーションがあります。ここでは主に「理学療法」、「作業療法」「言語聴覚療法」についてご説明します。
理学療法とは、「身体に障害のあるものに対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行わせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう」と定義されています。主に医師の指示を受けた理学療法士が実施します。
疾病やケガなどにより運動機能が低下した方に対し、運動機能の維持・改善を目的に、運動療法(関節可動域訓練・筋力増強訓練・バランス練習・動作練習・歩行練習)や物理療法によって、動作・運動能力を高め、障害の改善を目指します。
平行棒や階段などを使った歩行訓練や、器具やストレッチ、体操などをを行い関節の可動域を広げる「関節可動域運動」、電気刺激やマッサージなどを組み合わせて提供します。必要に応じて、その人に合わせた福祉用品の選定やご自宅の住宅環境の整備なども行います。
作業療法とは、「人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、教育、福祉、職業などの領域で行われる、作業に焦点をあてた治療、指導、援助である。作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為をさす」と定義され、対象者の日常生活における作業全般を支援するものです。主に医師の指示を受けた作業療法士が実施します。
食事や買い物などの日常生活に関わる全ての活動を「作業」とし、障害などによって、行うことが困難な方にプログラムを作成し、日常動作での巧緻動作の練習や心身機能の回復手段として作業を実施します。
自宅での家事をしたいという方には、料理をする、掃除機をかけるなどの実際の動きを作業療法士と一緒に練習したり、楽しんでいた趣味をもう一度楽しむために実践を交えながら、作業療法士とできることを増やしていく・楽しみ方を考えていくなど、一人ひとりに合わせ生活を充実させる方法を提供していきます。
言語聴覚療法とは、ことば、きこえ、食べることの障害のある方に機能面の改善や自分らしい生活の構築などを通して、生活の質を高めるための支援をします。
ことばによるコミュニケーションの問題は、多岐にわたるため、問題の本質や発言メカニズムを明らかにし、対処法を見出すために検査・評価を実施し、必要に応じて訓練、指導、助言、その他の援助を行う。食べることの障害では、原因を評価、検査し、その結果より訓練や食事環境の調整などを行います。主に医師の指示を受けた言語聴覚士が実施します。
病気により話すことができなくなったという方には話す・意思を伝える練習を行ったり、飲み込む力が弱り前のような食事ができなくなったという方には、飲み込むための訓練をしたり飲み込みやすい姿勢や食形態を検討し、一人ひとりに合わせた方法を提案、提供していきます。
主に脳血管疾患、運動器疾患、廃用症候群などの疾患に対し、リハビリテーション治療を提供しています。
発症間もない急性期から回復期・生活期の入院療養、そして在宅生活。さまざまな状況に置かれる患者様とご家族のニーズにお応えできるような体制を整えるべく、リハビリテーションセンターではさまざまな事業を展開しています。
ここでは当院で提供しているリハビリテーション治療についてご紹介いたします。
当院には下記4つの病棟があります。ご入院される病棟の特徴をもとに患者様の身体状況を加味しながら、リハビリ担当医師の判断に基づいて患者様に合ったリハビリテーションを提供しています。
外来リハビリテーションは、在宅生活へ送りながら、通院できる方に医師の判断のもと提供されるリハビリテーションです。
入院から在宅に戻られ、不安を抱えられている方や、気になる痛みのある方が外来リハビリテーションを受けられています。
通所リハビリテーションは、リハビリテーションセンターに週に数回通っていただき、1~2時間のリハビリを行います。
訪問リハビリテーションは、通院が難しい利用者様のご自宅にリハビリ専門職がお伺いし、運動機能向上のためのリハビリテーションを実際の生活の場で行います。
運動療法スペース
作業療法スペース
言語聴覚室
歩行練習コース
通所リハスペース
リハビリテーションセンターは継ぎ目のないリハビリで患者さまを支援します
丸山 センター長まるやま
リハビリテーションセンター センター長
専門領域・資格 |
|
---|---|
略歴 |
|
所属学会 |
|
ページトップ